「士魂商才」(しこんしょうさい)

今日は久しぶりに彦根に行ってきました。滋賀県彦根市です。
彦根は私が大学生活を送った街です。
良い機会ですので、わが母校、滋賀大学経済学部の学部理念
「士魂商才」(しこんしょうさい)
を今日はご紹介したいと思います。

士魂とは、武士の精神のことを指します。
商才とは、商売の才能のことを指します。
つまり、これら両方が重要だというのが「士魂商才」の教えです。
「武士の精神と商人の知恵」の両方が重要であるという教えです。

武士の精神とは「誠」の精神である。
商売の精神とは「倹約」「儲け」の追求の精神である。

倹約や儲けだけを考えて経営をするようではダメだということ。
誠の心を持ち、善悪の判断、倫理的に正しい精神を持ち経営判断をすることが重要である。
経営判断を下す際、自社の儲け(徳)だけを考えるのではなく、
売り手より、買い手よし、世間よし(三方よし)
を誠の心を拠り所に経営判断をすべきだということだ。
まさに、近江商人の教えである。
判断というより、
企業経営そのものが、士魂商才の精神で実践されなければならないのだ。

近年、自社の儲けだけを考え企業経営しているようでは、将来はない。
自社の儲けを追及したばかりに市場から退場を余儀なくされた企業も少なくない。
日ごろから「士魂商才」を経営の要諦として据えておくと正しい意思決定ができると思う。
誠の心に照らして意思決定して頂ければ幸いです。

近江商人の商売十訓
①商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
⑧正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
⑨今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
⑩商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ

滋賀大学経済学部HP 
http://www.econ.shiga-u.ac.jp/

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Author:世古 誠
株式会社NIコンサルティングのコンサルティング本部長として活動しています。
47歳!日々の苦闘と感動を赤裸々に掲載します。

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